効くのには効くし、効かないのには効かない

キョンシーって知っているでしょうか？昔、香港映画でまだジャッキー・チェンが現役くらいだった時代に流行っていた、墓場から蘇った死体がぴょこぴょこ飛びながら向かってくる・・っていう。そんなB級映画が流行っていたのです。そこに出てくる霊体死体がキョンシーというものでした。

キョンシーの頭に貼りつけられていたのが霊的な御札でした。霊符？おふだ？紙のお札？言い方は色々ありますが、まあ霊的なものです。昔の映画にそういうのがあったなあ・・程度の認識が年代によってはあるのではないでしょうか。そういうことを知らない世代が今は断然多いと思いますが・・。

その映画では御札に色々と呪文のようなものや、奇怪な形象を描かれていて、それがそういう霊的なものに有効なものとして働いていました。

まあ火のないところに煙は立たない、という諺がありますが、実際そういうことです。御札（霊符）っていうものは、霊的な作用があるからそう言われているわけで。

霊的な作用がどういうふうにあるのかは、その御札（霊符）それぞれによって異なります。

現実世界に道路標識って色々とあるでしょう？
一方通行や、止まれや、一時停止や、速度規制など。そういう感じです。

でも凶悪な逃走犯や、モラル度外視の暴走族などは、そういう標識に関係なく進むでしょう？
そういうのも霊的世界では似ています。

つまり霊的世界でも現実世界でも効くのには効くし、効かないのには効かない。っていうことです。